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トップ > 有明海水質連続観測
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所では、有明海の再生に向けた取り組みの一環として、平成16年度から水産庁及び環境省の予算により、九州農政局と連携して有明海における貧酸素水塊の広域連続観測を実施し、貧酸素水塊の発生機構の解明、発生予察、被害防止対策の検討を始めました。
平成 25 年度からは、水産庁委託事業により、水産研究・教育機構水産技術研究所および有明海沿岸県の水産試験研究機関が共同で有明海の赤潮および貧酸素水塊の発生機構解明、被害軽減のための調査観測および試験を実施しています。また、環境省請負業務により、二枚貝類の生息環境の観測を実施しています。
沖神瀬西と大浦沖には、自動昇降装置を装備した自動観測ブイを設置し、表層から海底直上までの水質等 を、30 分間隔で自動観測しています。国営干拓沖、新明沖、 浜川沖の3観測点では、表層および底層に水質 観測機器を設置し、30 分間隔で自動観測しています。得られた観測データは、通信装置によりインターネット経 由で水産研究・教育機構水産技術研究所へ送信され、ウェブサイトにおいて公表しています。大牟田沖では、メ モリー式の水質観測機器を設置し、連続観測を実施しています。
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観測地点をクリックすると各観測点の詳細なデータをご覧になれます。
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国営干拓沖栄養塩テレメータ
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